10.買う銘柄の選び方


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 どの株を買うか。銘柄の選び方。

(1) 十分な出来高があること。←−−極端な小型株は避ける。
 ・売りたい時売れないと、どえらいことになる・・・ことがある。
 ・値が跳ぶほど板に隙間があると、思いもしない値で売り買いが成立してしまうことがある。
 ・その株の売買に参加している人数が少ないと、統計的に無意味な値動きをする。
 ・出来高が少ない株は、動きが粗くて、ついて行けないことがある。

(2) ある程度値動きがあること。
 ・儲けが薄くて手数料より少なければ、当然赤字になる。
 ・動きがないと、面白くない。時間がかかる。

(3)日足、週足が上昇中であること。
 ・「5.どの株を買うか」に書いたとおり。ランダムに買っても、統計上儲かることが多い。


 と言うわけで、具体的に私はどうしているかというと。

(1) その日の上昇率上位の50銘柄の中から。

(2) 出来高の少ない銘柄はのぞく。

(3) 分足チャートを見て、動きがなめらかで美しいチャートを探す。

 こうして、数銘柄を選び出す。


(4) 昨日良かった銘柄は今日も良い可能性が高いので、昨日のリストに今日選んだ銘柄を加える。

(5) 出来たリストの銘柄について、もう一度日足・分足チャートをみて、美しくない物・下がり始めた物は捨てる。

  こうして、今日のリストが完成。大体20〜30銘柄くらいになる。


 翌日はこのリストの銘柄をウォッチして、良い動きの銘柄を売り買いする。

(6) そうこうする内に、自分の得意な銘柄・好きな銘柄が固まってくるので、その銘柄については年間を通してウォッチする。

(注)上昇率上位50銘柄をチェックしていると、極端に出来高の少ない銘柄が並んでいることが多いので、注意。欲に目がくらまないこと。

(注)「その日の上昇率上位」から選ぶと、自然に新興株が中心になる。そういうのがいやな人は、「東証一部の上昇率ランク」から選べばよい。

(注)出来高は、過去半年くらいまでさかのぼって、見る。出来高が非常に少なかったのに、最近、出来高が急増している場合、そこで売り買いしているトレーダーの質はあまり良くない。(仕手だったり、欲ボケの素人だったりする。)巻き込まれない方が良い。