6.チャートの何を見るか


デイトレにもどる

   
 これは1分足。赤い矢印の間隔が1.5時間だ。

 これを見ると、3分足や5分足では遅すぎることが分かる。1分足で3本の間にも、大きく動いている。

 できればローソク足ではなくて、リアルタイムの折れ線グラフが一番良いのだが、現状では手に入らない。

 現状では1分足を使うしかない。(たいていのソフトではローソクと折れ線を切り替えられるから、好きな方を使う。)
 
 チャートの本には、よく「明けの明星」だとか「三兵」だとか「三尊」だとか、ローソク足の並び方の解説が載っている。

 上のチャートでは小さくて見にくいが、トレンドの変わり目に、そんな物は有りはしない。ローソク足に振り回されてはいけない。

 あるいは、もう少し長いスパンのトレードではロウソクも役立つのだろうが、デイトレでは補助的に使う。

 見るのは「流れ」だ。瞬間的には上がったり下がったりしながら、全体としてどちらに向かっているか。勢いがあるのか、安定しているのか。

 次の瞬間が予測できないのだから、大きな流れを読むしかない。この流れはこのまま続くのか、今まさに方向を変えようとしているのか。