推理小説
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グリーン家
殺人事件
[The Greene Murder Case ]
ヴァン
=ダイン
講談社文庫
1975
 
深夜プラス1
[Midnight
Plus One]
ギャビン
=ライアル
ハヤカワ・ミステリ文庫
1976
 今やでかいハンドガンと言えばデザートイーグル(ララ・クラフト、ニキータ、シュワルツネッガー、パメラ・リー・アンダーソンなどなど)だが、元祖でかいハンドガンと言えばモーゼルミリタリー。ストックをつければ狙撃にも使える(という場面がある)くらいバレルが長い。「トレーラーで運ぶのか、それとも貨車で先に送るのか。」というセリフもある。(このセリフはダーティー・ハリーでも使われている。)こいつで早撃ちをやるという、プロ中のプロのガンマン。
日本傑作推理
12選
[Japanese
Golden Dozen]
エラリー
=クイーン編
光文社文庫
1985
 
シャーロック
ホームズの
ライバル達
押川曠編
ハヤカワ・ミステリ文庫
1983
 「達」というから、たくさんある。シャーロック=ホームズにあやかろうと雨後の竹の子のように出てきた世界中の素人探偵の数々。玉も石もあるが、B級はB級で面白い。
アクロイド殺人事件 アガサ=
クリスティー
角川文庫
1983
 このトリックは面白い。エラリー=クイーンの「最後の悲劇」もそうだけれども、一人の作家が一生に一度しか使えないトリックだ。
 しかし、クリスティーがあまりにフェアプレーにこだわったために、犯人が途中で判ってしまうのが難。まあ、ポアロの人柄に免じて許す。
ブラウン神父の醜聞 G.K.
チェスタトン
創元推理文庫
1983
 とにかく常識の裏をかく。私たちが信じているものをぶちこわす。頭の底に沈殿した泥をかき混ぜてくれるような快感がある。訳のせいかやや文章が退屈。
 短編集で、5冊ほど出ている。今度こそ見抜いてやるぞと思うのだが、まただまされる。