雑多な本
戻 る

もえたん  

 
教えると
いうこと
 

 
落語的
学問の
すすめ
 

 
トンデモ本の
世界
 

 
山の畑を
サルから
守る
 

 
湖辺の
 スケッチ
 

 
パパラギ  

 
沖縄ことばの
 散歩道
 

 
悲しきネクタイ 植木不等式

 日本経済新聞社。かつて科学朝日に連載された「ここは進化の袋小路」という連載を単行本化したもの。
「超」文章法 野口悠紀雄
中公新書
 超整理法ほどの鋭さはない。
化学漫談

 古いが面白い本。いろいろな元素にまつわる肩の凝らない面白い話が満載。
超高圧の世界 川井直人
ブルーバックス
 
マックスウェルの悪魔 都筑卓司
ブルーバックス
 ある程度より小さな世界では私たちの常識は通用しない。それを面白くやさしく教えてくれた本。
クマに会ったらどうするか 玉手英夫
岩波新書
1987.6
 題名につられて買った。この手の本としてはたくさん売れたのは題名をつけた人の手柄だ。もちろん中身がまずいという意味ではない。
「捨てる!」技術 辰巳渚
宝島社新書
2000.4
 「続」も出ている。私は何でもため込む習性がある。「捨てよ」と言う人の意見も知りたくて買った。まあ、捨てるのはあまり賛成はできないが、すっきりした空間が心の健康によいのは確か。
 私はものを作るのが趣味なので、材料になりそうなもの(板きれ、電線の切れっ端、壊れたテレビ、石ころなど)をどんどんため込む。時々「これ全部捨てたら気持ち良いだろうな。」と思う。しかし、気持ちよさのために現に必要なものを捨てるのは本末転倒だ。
電子回路
シミュレータ入門
加藤ただし
ブルーバックス
2001.9
 実は付録のCDの電子回路シミュレータが欲しかったんです。電子回路は作ってみないとどんな挙動をするか判らない。シミュレータが有ればとても便利。
帝都物語 荒俣 宏

 現代の南方熊楠。何だか色々ぶち込んであるのでストーリーがよくわからない。けど面白いのでついイッキ読みしてしまった。マンガや映画にもなっている。
五輪書 宮本武蔵
岩波文庫
1985.2
 よその家に上がったら、まず庭をほめるふりをして逃げ道を確認しておくこと。
 人を使うのは大工のようなものだ。節の無い見た目の良い木、節はあるが強い木、切れっ端にもそれぞれちゃんと使い道がある。
  ポットン便所でオツリが尻につかないようにする極意。ウンと一気に力んで、太いのが尻から離れた瞬間にヒラリと体をかわす。
 というようなことが書いてあるかどうかは自分で読んでみ給え。
日本の昔話 柳田国男
角川文庫
1953.2
 柳田国男が南方熊楠に勝てないのは、あまりにジェントルマンだから。民俗学には「下ネタ」が重要な位置を占めるが、柳田はこれを避けて通っているようだ。
大江戸えねるぎー事情 石川英輔
講談社文庫
1993.7
 筆者のエネルギーに関する主張を小説の体裁で書いたもの。初めはちゃんと「小説」だったのにいつの間にか生の「主張」になるのが微笑ましい。「大江戸」シリーズ第1巻。
詩と詩論 E.A.ポー

 ポーと言えば「モルグ街の殺人」「盗まれた手紙」などの探偵小説か怪奇小説が有名だが、詩人でもある。「ヘレンに」や「アナベルリー」が有名。萩尾望都の「ポーの一族」の「メリーベル」は多分アナベルリーがモデル。その「アナベルリー」はポーの妻がモデルらしい。
 「アナベルリー」という詩はインスピレーションでなく計算ずくで書かれたそうだ。
紅はこべ
[The Scarlet
Pimpernel]
バロネス=
オルツィー

 フランス革命の時代、貴族の称号を持つというだけでギロチンにかけられる理不尽。共和党の暴虐から貴族達を救う快男児「紅はこべ」。B=オルツィー唯一のヒット作。他に探偵小説も書いているが、誰も知らないだろうなー。
 ところで、これを逆の立場から小説にしたのが「黒いチューリップ」。たしか、ガイ=ウィリアムス主演でテレビドラマをやっていた記憶があるのだが。
星の王子様
[Le Petit Prince]
サン=
テグジュペリ
岩波少年文庫
1953.3

 あまりにも有名な本だが、これも実際に読んだ人が案外少ない。