バットディテクタ 周波数変換ユニット(2)
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 TA7358Pのミキサーは失敗した。アイデアは良かったのだが。

 ほかの部分は問題ないので、ミキサーだけ作り直す。
 ダイオードのDBMにする。ゲインが無いどころかロスがあるので、当然感度は悪いが、何しろ静かなミキサーだ。

 どこから見ても対称なので、どこにつないでも良いのだが、1を入力、2を出力、3を局部発振とする。

 オーディオトランスはバイファイラ巻きではないので、完全にバランスがとれているわけではないが、これを調節するのはきわめて面倒なので、手を着けない。
 トランスはST−21を2個背中合わせで使う。

 ダイオードは小信号用なら何でも良いのだが、手元にリングダイオードがあったので、これを使う。

 データシートには、DBM用ショットキーダイオードとある。UHFあたりのミキサーに使う物だろう。

 ちょっと大げさな気もするが、まあ良かろう。1個20円くらいだったと思うが、これも今では手に入らなくなった。
 前に失敗したTA7358Pのmixerを取り外す。ほかの部分はそのまま使う。
 瞬間接着剤が無くなっていたので、ランドも両面テープでくっつける。

 かっこわるいが、問題ない。
 できあがり。

 トランス2個と、ダイオード1個なので簡単だ。

 普通のダイオードを4本使っても、大して手間は変わらない。
 ほかのユニットとつなぐ。

 左がマイクユニット、中央上が局部発振、中央下がミキサー、右がヘッドホンアンプ。

 完全ではないが、通り抜けが大分少なくなって、静かになった。

 試しにテスト用の超音波発信器の音を聞いてみると、まずまずの感度で聞こえる。

 この時期はまだコウモリが居ないので、実際に使ってみるのは夏になるが、とりあえずこれで完成としよう。
 ちなみにこれはテスト用の超音波発信器。

 発音体に超音波スピーカーでなくて、ただの圧電スピーカーを使っているが、何とか使えるようだ。


 マイクについても、感度が多少悪いのをかまわなければ、超音波マイクでなくても使えるかもしれない。

 直径の小さなコンデンサマイクなら40kHzくらいはいけるのではないだろうか。これもいずれ試してみたい。