犬笛
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 LM386のデータシートには、アプリケーションとして「ウルトラソニック・ドライバ」とある。

 他の用途を見ていても、オーディオパワーアンプに限定しないで使ってくださいね、という気持ちが読み取れる。

 パワーOPアンプと銘打ったものは少し割高なので、その代替品として安価に使えそうだ。
 方形波発振回路。こんなに簡単だと、ちょっと作ってみたくなる。

 この回路の悪いところは立ち上がりが悪いことで、電源をつなぐと、2,3秒後に「ウィ〜ン」とか言って、安定するのに数秒かかる。

 出力につながっている電解コンデンサのせいだが、今更取り替えるのも面倒だ。
 超音波スピーカとして売っている安物は、40kHzに共振していて、帯域は+−10kHzくらいのようだ。

 どうせ安物なら、セラミックスピーカで良いのではないか。見るからに低域が悪そう。その分、高域はけっこう伸びているのではないか。

 もう少しまじめに配線したらどうだ、と言われそうな仕上がり具合。