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ベタアース+ランド方式はちょこちょこと物を作るには良いが、複雑なものを仕上げるにはプリント基板を作る方が確実だ。 しかし、歳とともにパターンを起こすのが面倒になってきて、結果的に、あまり複雑なものは作らなくなった。 この本では、ランド方式でSSBのトランシーバまで作っている。ちょっと刺激されて、今度作る50MHzのトランシーバはこれで行こうかと思う。 |
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生基板の切れっ端に5mm幅くらいで、裏表に溝をいれる。 シビアな回路でなければ、ベーク基板で十分だ。 |
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ペンチでポキッと折り取る。 | |
ペンチでプチプチ切って、5mm四方くらいのかけらにする。 これでランドのできあがり。 |
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ベタアース用の生基板の上に主な部品をならべて、配置を考える。 かなり以前買い込んだ電解コンデンサなので、容量の割に大きい。古いので寿命が来ていないか心配だ。 電解コンデンサは使わずに放置するより、電圧をかけておいた方が長持ちする。 |
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ランドとLM386を両面テープか瞬間接着剤で、ベタアース上にくっつける。 これで土台ができた。 |
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土台を頼りに、部品を半田付けしていく。 要するに空中配線なので、ブラブラしないように、部品の足は短めに切る。 私は真空管世代なので、ラグ板+空中配線が性に合う。このやり方は、言わば昭和世代用配線方法だ。 |
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生基板をバリバリやり始めてから40分ほどで完成。楽ちんな工作だ。 ユニバーサル基板では裏を見たり表を見たりで、結構時間がかかってしまう。 では早速試運転を。 まあまあの音が出るが、ボリュームを上げると歪みやすい。こんな簡単なアンプだが、12Vくらいで電流に余裕の有る電源をおごった方が良い。 |
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これはほぼ同じ回路をユニバーサル基板に組んだもの。一見こっちの方がきれいだが。 | |
裏はこんな具合。 もし動作しなかったときに、配線チェックをするのも大変。 ランド式なら注意して見れば、間違いを発見するのも容易だ。 |
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これが作ったアンプの回路。データシートの回路例そのままだ。 | |
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