スタンドマイク
・ガラクタ製作所にもどる
 古いタンスの引き出しを開けたら、塗り物のお椀が2セット出てきた。

 これはそのフタ。

 昭和11年に何かの記念にもらったモノらしい。

 塗装は化学塗料だろうが、芯は木製だ。たたくと、コツコツと落ち着いた音がする。
 ちょうど綺麗に塗装した板きれがあった。

 そこで、こんなスタンドを作って。
 飾ってみた。なかなかよろしい。
 ところで、これはトランジスタ1石のマイクアンプだ。

 普通は2SC1815あたりで作るのだろうが、手許にある2N3904を使ってみた。

 非常に簡単な回路だが、音は素直で、ノイズも小さい。
 電源がオンになるとSTBY端子をグランドに落とす回路も同乗させる。

 STBY回路にはデジタルトランジスタを使うと、ベースの抵抗が2本省略できる。


 これは、定評のあるコンデンサマイクユニット、パナソニックのWM−61A。

 ディスコンになってしまったのか、秋月ではコンパチ品が出ている。