シャッターリモコン用インターフェイス
・ガラクタ製作所にもどる
 パナソニックのデジカメのシャッターリモコン(ケーブルレリーズ)は2.5mmφの4極プラグという変わったものだ。

 しかも、外部マイク入力兼用となっている。
 その接続はこんな具合。

 2個ががマイクなので、リモコンには1個しか使えない。

 1個の接続で、シャッターの半押しと全押しをコントロールするために、奇妙なことになっている。

 他のメーカーの様に、2極使えばよいのに。
 それで、リモコンの出力を調べてみると。

押さない:40kΩ
半押し:5kΩ
全押し:2kΩ

 という値を示す。

 純正のリモコンは(1) のような接続らしいが、パソコンなどとの相性を考えて、今回は(2) の接続にする。
スイッチングには普通のトランジスタやFET、あるいはフォトカプラを使うことが出来る。

 秋月のサイトを見ていたら、出力がMOSFETになっているフォトカプラがあった。

 極性もグランドレベルも気にしなくて良い、オン抵抗が小さい、と言うこと無し。

 メカリレーのように使える。
 結局こんな具合。

 3,4が半押し、1,2が全押しだ。
 フォトカプラの他には、入力用の抵抗が2本とリモコン動作用の抵抗が3本の簡単なものだ。

 小さなジャノメ基板に組み立てる。

 インターフェイスが出来れば、あとはリモコンでもタイマーでもセンサでも、簡単につなぐことが出来る。
 動作するか試しにやってみた。

 入力は5〜10Vくらいなら問題ないので、9Vの乾電池をチョンチョンとつないでみる。

 ちゃんとピントを合わせたり、シャッターが切れる。

 さて、こいつで何をしようか。