アンテナブリッジの改良
・ガラクタ製作所にもどる
 これが前のトランスの通過特性。周波数が高くなるに従って、どんどんロスが増えている。

 せいぜい使えるのは30MHzくらいまでか。一次側と二次側を別に巻いたので、ロスが大きいのだろう。
 同じくFT30-43フェライトコアに、0.2mmポリウレタン線をトリファイラで8回。一次側も二次側も一緒に巻く。

 これなら、200MHzくらいまでいけそうだ。

 雑誌やネットの製作記事は伊達ではなかった。
 が、しかし、50Ωのダミーロードのリターンロスを測ってみると、こんな感じ。

 100MHz以上では使えそうもない。

 #43コアを使ったコンベンショナルトランスでは、HFから50MHz用ということで、深追いはせず、このくらいにしておこう。

 144MHzバンド以上には、また別のアプローチで。
 7MHzのダイポール。

 当然だが、ちゃんと測れる。