色々なダミーロード

・ガラクタ製作所にもどる
 まずは紙エポ基板を、幅4mmほどの短冊に切る。
 短冊に半田メッキをするのだが、動いてしまって、案外面倒だ。

 作業台に両面テープを貼る。
 こうやって貼り付けてしまえば動かないので、作業がしやすい。

 工作の要点の一つは「固定」である。

 という事を木工の先生に教えてもらった。

 木工を趣味にしている私の知人は、クランプやハタガネを山ほど持っている。
 出来上がり。

 細かい工作をするので、出来るだけ薄く、凸凹がないようにメッキするのが望ましい。
 百円ショップで400円(!?)で買ったミニルーター。

 電池3本で動く仕様だが、ガラクタ箱の底にあった3VのACアダプタをつないでみた。

 大変役に立つ。

 これで、幅0.5mmほどの溝を切って、1608のチップ抵抗をのせる。
 こんな感じ。

 水色のマス目は5mm四方。
 前にリターンロスブリッジに使った残り。

 両面テープに並べて、デジタルテスターで測って、同じものを選んだ。

 この時測定したのが100個で、あと2,400個が手つかずで残っている。

 今作っているダミーは、値がそんなに正確でなくても良いので、この残り物を使う。
 5種類作ってみた。

 普通の抵抗でこんな事をしようとは思わないが、チップ抵抗だと、何だか不自然でないような気がする。

 何度もやっているうちに、我ながらずいぶん上手くなった。

 この作業も、やはり、固定が大切。
 出来上がり。

 BNCコネクタに同軸ケーブルをつけて、出来るだけ短くなるように、抵抗を半田付けした。

 500〜600MHzくらいまで使える。
  
 今回、出来るだけ同軸の長さを短くするようにしてみた。

 しかし、測ってみると、使用できる周波数の上限は、同軸の先端からどれくらいはみ出しているかが問題で、同軸の長さには関係ないようだ。

 まあ、考えてみれば、そうでなければ同軸ケーブルの意味が無いわけで、このくらいの周波数なら、5cmや10cmは問題ないみたいだ。