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秋月で買ったTCXO(温度補償型水晶発振器)。1個150円で、周波数確度が2PPMという優れものだ。 10MHzで20Hz以内だからHF帯で使うには十分だが、1200MHzでは最大2.4kHzずれることになるので、少しキビシイが・・。 市販のハンディ機(DJ-G7など)も、この程度なので、良しとする。 |
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同じく秋月で買った広帯域アンプ。75円で3GHzまでゲインが17dBという優れもの。 少しゲインが小さいが、アンプを発振器にしてしまうのが得意な私には、この程度がちょうど良い。 TCXOもこれも2,3mmしかない小ささで、これをハンダ付けするかと思うとげんなりする。 |
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TCXOと広帯域アンプ以外の部品はごく少数だ。 発振しやすいので、アンプの入出力を50Ωでダンプしておく。 1200MHz帯まで使いたいので、全部チップ部品にする。 |
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部品が小さいので、ジャノメ基板やランド式では無理だ。久しぶりにプリント基板を作ってみた。 ガラスエポキシ両面基板で、裏面はベタアース。スルーホールの代わりに穴をたくさん開けて導線で連絡する。 |
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部品をハンダ付けするとこんな感じ。部品が小さすぎて肉眼では分かりにくい。 TCXOは、予備実験のときにDIP化したのをそのまま2階建てにして使う。 |
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思い切りドアップにするとこんな感じ。 左下の黒いのが広帯域アンプ。101と書いたのは抵抗だが、2個合わせて1mm四方という小ささだ。 老眼での作業としては究極だろう。老眼鏡と高倍率ルーペを交互に使って、何とかハンダ付けする。 |
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単4電池2個と一緒に、タカチの小さなケースに入れる。 もっと小さくも出来るが、扱いにくくなるので、ほどほどにする。 ネットには親指のツメほどの大きさのマーカーの製作記事もある。 |
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アンテナをつけると、アンテナや受信機の調整用の信号源にも使える。 試してみると、1200MHz帯でも十分受信できた。目出度し。 10MHz間隔では使いにくいので、本当は1MHzのマーカーが欲しいのだが、ちゃんと逓倍しないと430MHzまでもとどかない。逓倍用のダイオードが有れば良いが高価だ。 |
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