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 SWR(3)をいくら眺めてみても、何が悪いのか分からない。 ダイオードを1SS16(ショットキー)から1N60(ゲルマ)に変えたり、抵抗を色々変化させたり、アースを変えたりしても駄目。 同軸のグランドを共有したのが原因かと思ったが、別にグランドラインをとっても改善せず。  | 
|  今使っていて、問題なく動作しているSWR計(→)と比較すると、ラインとラインの間隔が違う。 間隔が広すぎる(つまり結合が弱い)と良くないのだろうか。 とりあえず、これと同じ物を作ってみよう。  | 
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     1.6mmのガラエポ両面基板。裏はベタアースで、表はこういう具合にエッチングする。 ギリギリ最短でアースできるように、部品に合わせてドリルで穴を開ける。  | 
  
|  ともかく足が短くなるように半田付けする。 抵抗やダイオードもチップ部品を使いたかったが、ちょうど良いものが手元に無いので仕方がない。  | 
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     アンテナ側にはダミーロードを直付けせずに、コネクタにした。 ちょうど、グランドから絶縁タイプのBNCコネクタがあったので、これを使う。これで、この部分でSWRがひどく悪化することは無い。 早速、送信機とダミーロードをつないで試してみた。  | 
  
|     今度は上手くいった。55Ωのダミーロードで、SWRが1.2くらいを示す。 ダミーロードがあまり良いものではないので、この程度だろう。中央の抵抗を調節するともう少し低くなるかも知れない。 結局、マイクロストリップラインが良くなかったということだろうか。 430MHzくらいなら、材質は紙エポでも十分だと思うので、ラインとラインの間隔が広すぎたのが原因と思われる。 もう一度、紙エポのランド式のSWR計を作って、最終回にしよう。  | 
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