持ち物
 車で移動するならどうでも良いが、担いで歩くとなると荷物はできるだけ少ない方がよい。まして余計なものをベネズエラの山奥まで持っていくつもりはない。
 衣類は最少の枚数持っていって、向こうで洗濯する。
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上着  ロライマのふもとは既に標高 1500m 程で涼しいし乾燥しているので、ジャンパーを着ていた。円高(1ドル=90円位)のときに買った L.L.Bean 製。出張から田んぼ仕事や山登りまで、数年間ほとんど着たきりでも傷まない、丈夫で着やすい。
フリース  山上で着るために。ロライマは標高 3000m 弱なので天気さえ良ければそんなに寒くない。この時は荒れたので持っていって良かった。日本ではフリースと言っても知らない人が多かったころに買ったもの、これも L.L.Bean 製。
長袖シャツ
×3
 即乾素材の山用のラグシャツ2枚。大阪の石井スポーツまで買い出しに行った。もう1枚は移動時用の少し小綺麗なもの。
半袖シャツ
×3
 即乾素材の山用のTシャツ。同上。
ズボン
×2
 お得意のコーチャーズパンツ。
パンツ
×3
 汚れたら川で洗濯。
ステテコ
×2
 ステテコをはかずにズボンを直接はくのは気色悪い。習慣の問題。
靴下
×3
 普通のスポーツソックス。
ふつうの靴  普段履きの運動靴。サンタエレナに置いて行く荷物の一つ。そこから先は軽登山靴で行く。
サンダル  テントサイトで履くつもりだったが、結局持っていかなかった。
水泳パンツ  カナイマはリゾートなので。カナヅチですけど。
帽子  ロライマの山上で雨の中でTシャツ1枚で荷物運びをしていたインディオの少年に貸してあげたら、返してくれなかった。以後はバンダナで行動する。
パジャマ  テント泊以外では必要かと思ったが、結局持っていかなかった。
タオル
×2
 涼しいと言っても赤道直下なので首筋をカバーしないと日焼けがひどい。
ハンカチ  結局使わなかった。
ティッシュ  結局使わなかった。
バンダナ  帽子や風呂敷代わりに大活躍。今回は必要なかったが、怪我をしたら三角巾代わりにもなる。
風呂敷  着るものは風呂敷に包んで他の荷物と区別する。スタッフバッグでも良いが、風呂敷の方が便利。山行きにも良い。


非常食  ジャングルで迷子になっても1週間位はサバイバルするつもりで、ヨウカンやコンデンスミルクなど。必要なかったのでそのまま持ち帰った。
行動食  おやつ兼用。機内ではおつまみなどをできるだけもらってポケットに入れる。
ポカリ  海外旅行では下痢対策は必要。飲み水消毒用のイソジンと下痢止めと粉末のスポーツ飲料を持つ。大正解。とても役に立った。
ポリタン  生水は飲めない。案内にはミネラルウォータが配給されると書いてあったが、私は水分をよくとるので余分に確保する段取りをしておく。
カップ  アウトドアだからと言ってアルミやステンレスのカップを持つ人が居るが、アウト。クチビルが熱いので割れないプラスチックのコップ(うがいに使うやつ)が良い。
缶切り  結局使わなかった。
はし・スプーン  ナイフやフォークは不要。


折り畳み傘  人里で使う。山でもカッパと併用すると快適。
ハードスーツケース  ソフトバッグでは穴を開けて中身を抜かれることがあると聞いたので、サンタエレナまではこれを持って行く。
スーツケースの鍵  無くしたときのために2個。
ソフトバッグ  中くらいのスポーツバッグ。中はガラガラ。サンタエレナから先は本当に必要なものだけ持って行く。ガイドに本当にそれだけで良いのかと心配された。
サブザック  山上での活動用に。
ザックカバー  残念なことに、これを使う羽目になった。「普通この季節は雨が降らないのですが」なんて言ってもらってもなぐさめにならない。
ウェストバッグ  行動食やナイフ、メモなどを入れる。


石鹸  必要ないかと思ったが、持っていって正解。湯船が無くシャワーだけ、しかも石けんがないホテルもある。勿論、シャワーもないところもある。
目覚まし時計  小さな時計。腕時計は移動したら現地時間に合わせる。目覚ましは日本時間のままにしておく。多機能の腕時計を持っている人には不要。
洗面用具など  歯ブラシと爪切り。2週間にもなると爪が伸びる。


カメラ  持っていかないつもりだったが「自分だけ楽しむつもりか。」と妻に責められて、やむなくコンパクトカメラを。同行者の中には大きな一眼レフを持っている人も居た。
三脚  脚が10段のテレスコピックになっている思いっきり小さいもの。コンパクトカメラにはこれで十分。1本だけ伸ばして一脚として使うことも多かった。
フィルム
×20
 足りなかった。現地で買ったらビックリするほど高かった。記録用なので ISO400 のものを。
電池予備
×2
 リチウム電池。これは現地では手に入りそうもないので念のため。デジカメと違ってフィルムカメラは電池の心配をする必要はあまり無い。
使い捨てカメラ  バックアップに。帰国の二日前にカメラをなくして、バックアップのお世話になる羽目に。備えあれば憂いなしとはいうものの・・トホホ。
 
以下次号