なぜ「Blog」と言うか   2015.1/12


・考え事にもどる

   

 ブログはウェブ上で日記を書く仕組みで、ウェブログの略だ。「ウェブ」はインターネット上においてハイパーリンクでつながった無数の文書の集合だ。「ログ」は記録。

 従って、ウェブログは「紙の記録」ではなくて、「ネット上に置いた記録」と言う意味になる。

 かつて、ウェブ上の日記は、例えば私の「高時村だより」のように、サイトに置くしかなかった。しかし、ブラウザから簡単に更新できる「ブログ」ができて、ほとんどの日記はブログに移行してしまった。

 「高時村だより」を見た人が、よく、「あなたのブログ読んでますよ。」と言ってくれるが、これはブログでなくて、私のサイトの一部だ。

 一時はちょっとした情報の発信と言えばブログだったが、Twitterにその地位を奪われてしまった。そのTwitterも日本ではLINEに取って代わられつつある。そもそも、スマホにかかりっきりで、パソコンを使わない、という若者が増えているそうだ。


 話を戻して、では記録をなぜ「ログ」と言うか。「ログ」というのは元々航海日誌のことだ。ではなぜ航海日誌のことを「ログ」と言うか。

 ログというのは丸太だ。だからログハウスというのは丸太小屋だ。

 昔、ロープの先に丸太をくくりつけて流し、ロープがどれだけ繰り出されたかで、船の速度や移動距離を測った。

 そんなわけで、今日の航海の移動距離などを書き記す日誌を「ログ」と言う。