お鏡餅は2人もしくは4人で担いで、前年の当家→神社→当年の当家へと送られる。

 餅は神社での儀式の後で、当年の当家で切り分けて、各戸に配られる。
 地蔵堂の中央には「お地蔵さん」、右には「八幡神社」、左には「椿神社」が祭られている。

 因みに、写真の赤い像は「矜羯羅童子(こんがらどうじ)」と反対側には「制多迦童子(せいたかどうじ)」で、これも不自然。

 餅は4飾り、左右の神様の前に2飾りずつ飾る。だから、「おこない」は神事のようにも思われる。
 ところが儀式が始まってみると、中央のお地蔵さんに、みんながお参りして、阿弥陀経を合唱する。

 してみると仏事か。
 阿弥陀経の後は、三三九度の杯で前年から当年の当家に引き継ぎをして、儀式は終了。

 後は、餅を配って、直来をする。