棟上げと言っても、昔のように腕自慢が「かけや」を持って屋根に登ったりしない。親戚や村人がよってたかって手伝うこともない。「怪我をされても従業員以外は保険が出ませんので、済みませんが離れて見ていてください。」ということで、さびしいが仕方がない。
その代わりと言うか、昔の家とは補強が全然違う。もし大地震が来て村中の家が壊れても、この家は大丈夫だろうと思う。