高時村だより写真をクリックするともう少し詳しい説明があります。
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2005.3/20(日)

お彼岸さん
 お彼岸さんなのでぼた餅を作って墓参りをする。ぼた餅は完全についてしまわないで飯粒が残っている状態なので「半殺し」ともいう。落語の「今夜はなますにしようか半殺しにしようか。」というやつ。
 墓のまわりは杉林なので、花粉症の妻はしきりにくしゃみをする。帰りには暮れに死んだ犬の墓にも参る。
2005.3/19(土)

ラム酒
 今時、ラム酒はケーキの材料に落ちぶれてしまったが、元はと言えばカリブの海賊様御用達のワイルドな酒だ。しばらく前に「パイレーツオブカリビアン」を観て以来ラム酒が飲みたいなーと思っていた。
 ついでがあったので酒屋に寄ってマイヤーズのオリジナルダークを買ってくる。味はまあまあで、酔い心地も良い。当然ラッパ飲みするのがラムの正しい飲み方だが、年齢を考えてグラスでチビチビ飲む。
2005.3/13(日)

雪の中の葬式
 親戚で葬式があった。近頃は田舎でも葬儀屋にたのむことが多いが、この度は親戚が集まってみんなで準備や進行をした。
 祭壇は村のお寺に備品として置いてある物を持ってくる。紙飾りなどはその場でつくる。それらの飾り(ツタ菓子、提灯、松明など)をつくるのも村の文化の継承だ。
 それにしても、この時期にこんなに雪が降るのは珍しい。
2005.3/12(土)

新しい
 デジカメ
 使いたおしたデジカメが壊れたので、暮れにオリンパスのμ40を買って、このところ常用している。小さすぎず、生活防水というのが山用に都合がよい。まあ気に入っているのだが、レンズが暗くてしかもシャッターが重い。ブラさないためにはフラッシュを多用することになる。
 せっかく梅を撮ったが、記録用とはいえ味気ない。古いがオリンパスのC3040で撮った写真とは雲泥の差だ。やっぱカメラはレンズだわ。
2005.3/5(土)

裏山へ散歩に
 このところお持ち帰りの仕事が多くて、村の仕事に出る以外は土日も家にこもりきりだった。今日は天気も良いのでちょっと裏山へ散歩に出かけた。雪はかなり融けて中腹までは道にはない。
 木々は少しずつ芽吹き始めたが、タラの芽はまだふくらみかけてもいない。熊はまだ冬眠から出てこないのか、足跡もない。早く春よ来い。
2005.2/27(日)

アイ・ロボット
 原作がアジモフで監督がプロヤス、面白い取り合わせだが・・・。
 原作の名前と一部の登場人物を借りただけで全く関係ない映画だった。「ロボット三原則」の解釈もデタラメ。出てきたとたんにバレバレな黒幕や伏線。原作では主役で語り手のカルヴィン博士に魅力がない。眼鏡をかけたミラ・ジョヴォヴィッチが主演で、ロボットを次々にたたき壊すというのではどうだろう、・・・ちょっとベタ過ぎるか。
 何のための原作かな。てな固いことを言わなければ、面白かった。しかし、この忙しい時期に次々といらんことをしたくなるなあ。次は・・・。
2005.2/26(土)

余呉湖
 写真は桐畑太夫が天女の羽衣を強奪した現場。天女の衣掛柳。見ず知らずの女性の衣服を奪って強引に妻にするなどどう考えても犯罪行為なのに、昔話だと許されるのはどうしたことか。教育上芳しくない。
 思うに、昔は女性は物と同じだったのだろう。他人の物(妻)を取ってはいけないが、誰の物でもなければ(独身の女性)、勝手に自分の物にしても良いということか。
2005.2/20(日)

おこないさん
 滋賀県湖北地方には「おこない」という意味不明の祭がある。起源が分からない、何のための祭か分からない。あれこれ説があるが、決定的なものはない。神事か仏事かも分からない。
 以前は日が決まっていたのだが、去年から日曜日になった。みんなが百姓だった昔と違って、サラリーマンばかりだから平日の祭ではお参りがない。
2005.2/13(日)

雪景色
 この辺は一応雪国なので、多少は積もるのだが、一時程の大雪は降らなくなった。昔は背丈程も降ったので、「雪どけ」でなく「雪掘り」だったが。やっぱり温暖化のせいだろうか。
 山の方を見ると、枯れて突っ立っている松の木に雪が積もって美しい。雪は何でも美しくしてしまうから嫌いだ、というのがパイナップルARMYにあったなあ。
2005.2/6(日)

新暗行御史
 ホフマンを読むはずが、何のはずみか「新暗行御史」を読んで過ごすことに。近頃韓流ブームだがヨン様には興味もないので、ここはひとつ韓流マンガでも、ということで。日本の一線のマンガと比べると少し絵がきたないが、多分優秀なアシスタントが足りないのだろう。ストーリーやキャラクターは日本のマンガと遜色ない。
 佐藤まさあき、さいとうたかをあたりが劇画を確立していったのが1960年頃だろうか。何十年もかかってここまで成長してきたのに、後発の利とは言え、簡単に追いつかれてしまうとは。韓国恐るべし。
2005.1/30(日)

未来のイヴ
 ヴィリエ・ド・リラダンの「未来のイヴ」を読んでみたりする。古い本である上に訳者も結構古いので読みにくい。天才発明家エジソンが命の恩人のために理想の女性のロボットをつくる、というお話。
 先日はオッフェンバックのオペラ「ホフマン物語」の台本を読んだ。こちらは小説家のホフマンが美しい自動人形オランピアを人間と間違えて恋する、というお話。何をしているかというと、藤田和日郎の「からくりサーカス」がどこからネタを拾ってきているか探している訳だ。とすると、次はホフマンの「砂男」を読まねばなるまい。
2005.1/3(月)

御在所岳
 滋賀県南部、鈴鹿山系の御在所岳に登った。といっても、御在所スキー場やゴンドラは三重県だから、滋賀県の山というイメージは持たれていないだろう。登山も三重県側から登るのが普通だ。
 登り始めたのが9時過ぎで、岩場の雪も溶けてきていたのでそんなに緊張せずに登れた。頑張って登ったのに山頂にはゴンドラで登ってきた人がウジャウジャ居るのが残念だが仕方がない。