左の写真が猫よけの設置状況。以前は写真の左端に少し見えているボイラーの上に乗って、そこから窓に跳び付いていた。窓の縁に乗れないようにアルミ板を張ったら、しばらくは入らなかったのだが、週末に入り込んだという。多分どうにかして猫よけの上を乗り越えているのだろうと考えて、上向きにも釘を生やしたのが右上の写真だ。これを3号機と呼ぶことにする。
 3号機を設置してしばらく後にツバメが騒いでいるのが聞こえた。そっと見てみると猫が窓の下に座って様子を見ている。と、助走も無しにヒョイと跳び上がり、猫よけ器の上に前足をかけた。予想通りだ。150cmほどの垂直ジャンプは素晴らしい。ここで、前足にクギが刺さって「イテテテ・・」という予定だったが、取り付けネジが短かったらしく、はずれて猫ごと落ちてしまった。残念。
 しかし、予想通りにいくことが分かったので、長いネジでしっかりとめてOKとした。ところが、それから1時間ほど後にまた入られた。見ていないのでどうして入ったのか分からないが、上向きのクギも有効では無かったらしい。次の手を打たねばなるまい。
 3号機が猫ごと落ちた事からアイデアを得た。改造4号機は猫がぶら下がるとバタンと倒れる仕掛けにした。上からパンツのゴムで引っ張ってあるので自動的に復帰する。
 猿よけの「えんらくくん」と同じアイデアだ。要するに体重をかけられないので、登れないという訳だ。さて、ノラネコ大将、次はどう出るか。