神社の除雪には足かけ3日かかった。

 除雪車が巡回してくれる町道から神社までに半日、境内(鳥居から拝殿まで)の除雪に半日、神社係とおこない当番でボチボチ除雪する。

 地蔵堂や拝殿の屋根雪が落ちたところは係の者だけではとてもやりきれないので、有線放送で有志をつのって協力してもらう。
 拝殿にはお鏡餅や御神酒を供える。お下がりの御神酒をいただけるように湯飲みなど用意する。お参りした人は茶わん酒を一杯グイッとやって帰るわけだ。

 前日に供えておいた御神酒が凍っていた。酒が凍ったのははじめて見たが、余程冷え込んだのだろう。
 暮れの30日頃から少し気温が上がったので、境内に有る遊具も顔を出した。このまま暖かい日が続くと良いのだが。