我が家は棟がほぼ東西に伸びているので、屋根は南面と北面がある。南面の雪はもうほとんど無い。こうなると例年なら北面の雪は雪崩れて落ちてくる。

 ところが今年の雪は全く落ちない。近くで見ると、雪の底面が氷になってカワラにこびりついているのが分かる。
 去年の暮れにベチャベチャの重たい雪が降って、その後急に気温が下がった。多分その時に雪が屋根に凍り付いたのだろう。それから気温が上がることはなく、大雪が続いた。

 降り積もる雪は下から順に凍り付いて、屋根と一体化してしまったのか。今年、全国で多くの家屋が損壊したのは、そんな偶然の積み重ねによるのだろう。