上の息子が長崎に帰るにあたって、大雪を見ていきたいという。普通に言えば我が家でも十分大雪だが、全国ニュースでもお馴染みになった「滋賀県余呉町」の雪を見に行く。

 余談だが、来年から公務員の寒冷地手当が無くなる。「ただし、北海道並みの寒冷地は従来通り支給する。」と言うことになった。何じゃそりゃ、意味不明だろう。ともかく、滋賀県では余呉町のみがそれに相当するそうだ。
 余呉谷は地図で見ると真っ直ぐなミゾに見える。柳ヶ瀬断層によって出来た谷だ。

 谷沿いの国道365号を北上すると、どんどん雪が増える。道の両側の雪壁が高くなって、向こう側が見えなくなってくる。

 福井県境まで行って、記念写真を撮って帰る。
 ちなみに、我が家はこのくらい。今は1m弱か。新潟や秋田のニュースを見ていると、このくらいで泣き言を言っては恥ずかしい。

 しかし、「暑いところでは冷房費が要るのに手当は出ない、寒冷地だからと言って手当を出すのはおかしい。」とかのたまう偉いさんは雪の苦労は知らんのだろうな。

 当地でも除雪中に2名の死者が出ているんだが。