春の巣のすぐ隣に新しい巣を作っている。年によっては去年の巣を使い回すこともあるのだが、どういう基準でやっているのかな。まあ、時間さえあれば新しい方が気持ちも良いだろう。
 以前作った巣箱を戯れに車庫の軒先にぶら下げておいた。風が吹くとブラブラして住み心地が悪そうだ。

 時々スズメがとまってさえずっている。多分あれは雄で、「僕と一緒に住まないか。」とパートナーを募集しているのだろう。

 申し訳ないが、そんな不安定な家ではお嫁さんは来てくれないと思うぞ。
 近所で家を建てている。施主夫婦が仲睦まじく、2人で屋根の板を張っている。できるところは自分でする、できないところは大工さんにたのむ、ということだそうだ。

 手作りの家といえばおきまりのログハウスだったり、全部手作りするぞと意気込んだりで、ちょっと暑苦しい。

 「普通の家」を「できるだけ」自分たちで作ろうというのが良いね。
 基礎のコンクリートに開口部が全然無い。風が通らないじゃないか、と聞いたら、この部分を教えてくれた。

 全部の基礎と土台の間にプラスチックのグレーチングが入っている。ここから風が通るし、ネズミや猫は入れない。土台が基礎から浮いているので、湿気て腐るのが避けられる。

 「基礎パッキング工法」と言うらしい。技術がどんどん進んでいくなあ。