「セーラー服と機関銃」や「ねらわれた学園」はテレビが原田知世、映画が薬師丸ひろ子。「時をかける少女」はテレビ(タイムトラベラー)が島田淳子、映画が原田知世。

 原作が当時人気の眉村卓、筒井康隆、赤川次郎。順列組み合わせで、何が何やら。

 「タイムトラベラー」や「未来からの挑戦」はテレビでリアルタイムで見たのだが、貧乏学生だったので映画は見られなかった。
 これは文庫本の裏表紙の写真。今では当たり前になった「本」「映画」「レコード(今ならCD)」をセットにして売り出すメディアミックスの手法を開発したのは角川。

 現在の薬師丸ひろ子と原田知世を見ると、原田知世の方が上手く歳をとったなと思う。CMにたくさん出ているが、とてももうすぐ40歳には見えない。

 「探偵物語」(薬師丸)と「時をかける少女」(原田)が同時上映で、薬師丸目当てで来た観客が映画館を出るときには原田ファンになっていたという話。恐るべし大林宣彦。
 因みに、これも同じドラマシリーズの原作。たしか、夕方6時半からNHKでやっていたと思う。「なぞの転校生」も何度かリメイクされていると思うのだが。

 もう一つついでに、メディアミックスと言うことで「時をかける少女」の文庫本の内田有紀版の装丁もある。こっちは遠慮がちで、よく見ないと内田有紀とは分からない。

 さて、今週は(なつかしの)読書週間になりそうだ。