朝飯を食ってテントをたたむ頃には、小仙丈に朝日があたってくる。上天気だ。

 つわぶきがたくさん生えている。これ食えるんじゃないか、とか思いながら歩く。
←←登っていくと、鋸岳の向こうに八ヶ岳が見えてくる。

 テント場、昨日登った沢道、仙水峠や駒ヶ岳がよく見える。→→
 小仙丈まで登るとカールが見えて大感動。いっぺんでこの山が好きになってしまった。

 小仙丈を少し越えた辺りでライチョウを見かける。全く逃げようとしない。
 藪沢カールと仙丈ヶ岳の山頂。なにしろ雄大。カメラに収まらないので、後で合成してパノラマにしようと、写真を撮りまくる。  
 仙丈ヶ岳山頂。平日なのでこんなものだが、土日には狭いかも知れない。

 ゆっくり1時間近く過ごす。おかげで下山は大あわてする羽目になった。
 360度大パノラマとはこのことか。天気のせいか駒ヶ岳より景色がよい。

 北岳と富士山。→→
 鳳凰三山、間の岳、農鳥や塩見岳、その向こうの南アルプスの山々。遠くは北アルプスの槍や穂高も見える。

 あれが浅間山と教えてくれた人が居たが、どれか分からなかった。
 ←←駒ヶ岳と鋸岳。

 鋸岳の大ギャップと後ろは八ヶ岳。→→
 仙丈小屋は屋根にはソーラーパネル、横には風力発電のハイテクだ。中は分からないが、山の上の小屋にしてはずいぶんきれいな感じ。
↓↓    →→
 
 馬の背ヒュッテまでは尾根道、馬の背ヒュッテからは沢沿いで、どちらも気持ちの良い道を下る。

 景色は駒ヶ岳方面しか見えないが、山頂でゲップが出るほど見てきたから良しとする。
 ゆっくりしすぎて、下山のバスに遅れそうになる。

 最後の30分ほどは走るようにしてテント場まで戻り、預けてあった荷物を受け取って、また走って北沢峠まで戻る。
 戸台大橋のたもとにはごっついゲートがあって、一般車は通れない。

 南アルプス林道をつくる際に、自然保護のために、一般車通行止めを条件にしたとのこと。
 花がたくさん咲いていたので、写真だけは撮ってくる。

 例によって、名前を調べるつもりはない。