山陽新幹線に乗ってみると、駅だらけであることが分かる。してみれば、新幹線栗東駅をつくるアイデアもあながち荒唐無稽とも言えない。惜しむらくは、乗り降りする客が居ないことだ。

 乗降客のない駅はもったいないのでやめようという主張は当然支持されて、全国で5番目の女性の知事が生まれた。(因みに他は大阪の太田知事、千葉の堂本知事、熊本の潮谷知事、北海道の高橋知事。)
 しかし、県会議員は別の基準によって選ばれる。即ち、地元の利益誘導だ。きれい事を言っていては道もつかないし橋も架からない。残念ながらそれは日本の体質だ。もし田中角栄が首相になっていなければ、今でも新潟はとんでもない田舎のままだろう。

 前首相の小泉某による田舎切り捨て政策によって、その傾向はさらに加速されるだろう。なりふり構わず地元に利益誘導する候補者に票が集まる。そして「美しい日本」のモラルはどんどん低下する。