昨夜のアルコールが少し残っているが、汗をかくと浄化されていくようで、かえって気持ちがよい。

 一輪タイプは真っ直ぐ植えるのが難しい。無心に集中する必要がある。「昨夜は飲み過ぎた。酔っぱらってあんなこと口走るんじゃなかった。クヨクヨ。」などと考えていると、ぐんにゃり曲がってしまう。てきめんだ。
 泥の中を歩き回ったので少し疲れたが、昨日の飲み会で職場に置いてきた車を取りに行く。転勤して職場が遠くなったので、自転車で1時間ちょっとかかる。

 車では通れないような、できるだけ通ったことのない道を選んで行く。見渡す限りのレンゲ畑が有った。この時期に耕作していないと言うことは、今年は米を作らないのだろう。
 街中では知らない路地を通る。鳥居の絵が掛けてある。近くに飲み屋でも有るのだろうか。

 いっぱい機嫌で立ち小便をする輩が多いのだろう。こういう昔からのまじないを知っているじいさんでも住んでいるのか。