鯖鮨は和歌山県にもあるそうだ。

 貧しい近江の娘が、京の遊郭に売られ、和歌山の材木商に身請けされるケースがたくさんあった。その際、近江の食文化が持ち込まれた、という説もある。

 真偽の程は定かではないが、海に面した和歌山県に保存食の鯖鮨があるのは不自然ではある。