焼き物が多いが、木工や草木染めのブースもたくさんあった。

 革細工、絵、写真、盆栽、人形、珍しいところでは蓮の実の人形、等々。
 あまり人が多いので、大通寺で一休み。もっとも、大通寺の前の通りが一番人が多くて、通り抜けるのが大変だったが。

 家族連れが鳩にエサをやったりしていた。

 伏見城や長浜城から移築した建造物があり、普段なら観光客が多いのだが、今日の主な観光はアートインらしく、こちらはかえって静かだ。
 さて帰ろうかと駅前通を通ったら、何もないところに行列ができている。

 最後尾の人に、「これは何の行列ですか」とたずねると、通りのむかいのメシ屋の親子どんぶりが評判なんです、とのこと。

 雑誌にでも紹介されたのだろう。私も旅先で、雑誌の記事を参考に食事をすることがある。その経験から判断すると、旅行雑誌の記者というのは味音痴が多い様だ。