越前大野市から山の中に入っていく。ずい分山の中に民家があって驚く。どうして生活しているのだろう。

 途中、秘湯「鳩ヶ湯」でトイレ休憩。一度泊まりに来たいものだ。

 鳩ヶ湯温泉のすぐ側の橋のたもとに赤兎山の登山口がある。こっちも行ってみたいところ。
 鳩ヶ湯の正面に見えているのが三の峰だと思うのだが、違うかな。

 赤兎山からの縦走も良さそうだし、白山にも登ってみたいものだ。
 混雑を警戒して、例によって早起きしてきたのだが、拍子抜けするほどガラガラ。キャンプ場の草刈りをしていたおじさんも「おかしいですねえ、先週は大混雑だったのに。」とのこと。

 見頃は来週か再来週なので、その頃はまた混雑の予想。今日はふとしたエアポケットか。

 帰りに見たら数台止まっていて、県外ナンバーも若干有った。
 駐車場のすぐ下にキャンプ場の管理棟がある。冬場は避難小屋になるのだそうだ。

 前に来たときにあった物置は無くなって整地されていた。管理人さんに聞いたら「う〜ん、砂をひいてビーチバレーのコートにでもしましょうかねぇ」だと。

 だれがこんな山の中でビーチバレーをするんでしょうか。
 今回は階段コースから登ってみる。こちらのコースは評判が悪いのだが、行ってみないことには話のしようもないので。

 確かに面白くない。単調な階段が延々続く。尾根道なのに見晴らしが悪い。

 帰りは向こうから回ろうね、と話し合う。
 この看板はイヤガラセではあるまいな。みんな、数を数えながら黙々と歩いている。

 陰気なことこの上ない。まさに「かいだん刈込池。」
 3年前に来たときは盛りが過ぎていて、しかも天気が悪かった。

 今日はちょっと早すぎたが、天気がバツグンに良いので、良しとする。

 色づき始めた紅葉が池に映える。紅葉がすすんだら、2倍きれいだろう。
 天気がよいので、三の峰が池にくっきり写って美しい。

 刈込池は周りが林に囲まれているので、ほとんど波立たず、鏡の様だ。
 生協で買ったインスタントラーメン。

 麺がしっかりしている。だしは派手ではないがまじめに作ってある感じ。少し「素の塩の味」がするのが気になる。

 まずまず上出来の部類。他に生協のカップラーメンの批評などしながら昼食。
 昼飯を食っていると、少し人が増えてきた。子供連れも多く、頑張って登っているのが微笑ましい。

 私たちの隣でお昼を食べていた一行は福井の人だった。ネットでもあまり引っかからない、雑誌の紅葉情報でも見かけない。地元の人のマル秘ポイントか。
 まだ青いが、所々紅葉しているのを、ボチボチ見ながら帰る。

 山登りは2時間もなくて、林道歩きとドライブが主だが、まあ楽しい紅葉狩りであった。
 帰りに九頭竜ダムに寄る。ロックフィル式のかなり大きなダムだ。この近くにも村があって、福井県というのはずい分山奥に人が住んでいるのだなあ、という印象だ。

 ダム近辺も来週か再来週には紅葉がきれいだろう。

 そのまま通り抜けて、岐阜県白鳥村に出て、東海北陸自動車道を通って高時村に帰る。

 本日の走行距離360km。