槍沢ロッジでは、暑いし窮屈だしで眠れなかった。妻の不調も不眠のせいか。 一転、槍ヶ岳山荘は涼しいし、案外宿泊者数が少なくて、一人一枚のフトンで寝られた。 山頂でご来光を迎えようと、ヘッドランプをつけて昇る人もある。槍ヶ岳と昇る朝日を写し込もうと、大喰岳まで足を伸ばす人もある。小屋の前にはカメラの列。 我々は食堂へ。 |
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アルプス1万尺小槍の上で・・・、と歌われた「小槍」に二説あるらしい。これは槍ヶ岳のすぐ横にある岩塔。 相当のクライマーでないと登れそうもない。しかもてっぺんが狭いので、アルペン踊りを踊るのは怖いだろうなあ。 というわけで、この歌は、自分が余程のクライマーであることを自慢する歌か。 |
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イワヒバリがたくさんいる。全然人を恐れない。すぐ足元まで近寄ってくる。 イワヒバリに声をかけたりしながら下山。延々9時間歩いて上高地へ。 天候が崩れ、途中でカッパを着る。上高地に着いた頃には土砂降り。雷もひどく、この日、富士山では死者が出たようだ。 上高地でお土産を買って、バスで平湯に帰り、高山を通過して、高時村へ帰る。 |