グーグルマップは便利だ。無料だし、航空写真(都市部では車まで写っている詳細な写真だ)も見られるし、ストリートビューもすばらしい。

 私は息子のアパートへ行ったことがないのだが、ストリートビューで見て、ああここに住んでいるのか、と妙に安心した気持ちになる。

 ただし、グーグルマップは田舎に弱い。これは私の家の近辺だが、要するに何も分からない。もっとも、カーナビもこの程度なので、グーグルマップが特別劣っているというわけではない。

 そこで、私は2つの有料地図ソフトを使っている。田舎の地図が詳しいMapFanと、山用のカシミールだ。
 
 これは年間3000円ほどのMapFan。比較のために、同じ道に赤い線を入れてみた。全然情報量が違う。

 私は生活圏も旅行先もほとんど田舎なので、この差は大きい。年に3000円ばかり出費する値打ちはあると思う。

 都会に住んで、行動範囲も都会だけ、という人には関係ない話だが。

 ちなみに、ヤフーの地図はこの中間くらいの情報量だ。

 ついでに言うと、ソフトバンクの電波が来ない田舎では、「アイフォーン仕事術」などというやつも、全くアウト。

 やっぱり、できるビジネスパーソンは田舎には住めないね。
 これはカシミールで見た2万5千分の1の地図。同じ所に赤線を引いてみた。

 私にはこれが一番見やすいのだが、何しろデータが古くて道路地図としては使えない。

 山の様子はそんなに変わらないし、道より地形が分かる方が重要なので、これはこれでよい。