大見憩いの広場への橋を渡ったところにお地蔵さん。

 その横に、管山寺への案内の石柱。
 谷底に高時川が流れ、その両側の斜面に家が張り付いた、大見の村の中は道が狭い。

 拡幅もできないので、今バイパス工事をしていて、登山路が大変分かりにくい。とにかく山側へ山側へと分岐を選んでいけば、自然と林道から山道に入る。
 はじめは気持ちの良い林道をポクポク歩く。いつの間にやら道は狭くなって、気が付くと登山道を歩いている。
 菅原道真が44歳の時に植えたというケヤキ。当然、梅も植えたはずだが、現存しない。

 本当だとすると、樹齢1000年ほどになる。片方は枯れかけている。

 名前からして、本来は大見の中にあったのだろうが、今では余呉町坂口に属している。
 1277年に作られたという、鐘と鐘つき堂。国の重文。
 階段をしばらく下りたところに池がある。鯉がたくさん居て、エサをやると寄ってくる。なかなか人なつっこい。
 管山寺から尾根までもうひと登りする。

 尾根伝いに田上山まで行く予定だ。所々に堀切らしい地形が見える。賤ヶ岳の合戦の遺構か。
 コースから200mほど外れるが、呉枯の峰に寄る。三角点ひとつゲット。
 思ったより距離があって、少しめげてきたので、田上山に行かずに、エスケープして赤川沿いの林道へ。

 このまま車の所まで林道歩きで帰る。
 南から見た山容。左側(西)が田上山、中央のちょっと高いところが呉枯の峰。