アルミパイプにアルミ線を半田付けしようとしたが、全然うまくいかない。

 しまいには加熱しすぎて、パイプに穴が開いてしまった。

 これはもしかして、パイプに表面処理がしてあるのか。
 手持ちの数種類のアルミパイプやチャンネル、バーなどを調べてみた。

 テスターで計っても、全然導通が無い。

 サンドペーパーでゴシゴシやった程度では、全く駄目だ。
 電気ドリルにサンディングホイールを付けて、かなりしつこくやると剥がせることが分かった。

 表面処理としては、大変高品質だと言って良い。

 が、アンテナに使うのには困る。
 表面処理を剥がしてから半田付けすると、この通り。

 アルミの半田付けは、ステンレスの半田付けより難易度が高いようだ。

 少し練習すると、自分をほめてあげたいほど、きれいに半田付けができた。
 給電部分とガンママッチまわり。

 これだとキロワットの入力でもOKだと思われるが、そういうつもりではない。

 ロスと雑音を小さくするために、接触抵抗を小さくすることにこだわったら、こうなった。

 タッピングビスなど、ロスになりそうな物は排除する。
 エレメントの工作が終わったので、今日はここまで。

 次回、こいつを組み立てるヒマができるのはいつのことか。

 それまでは、物置でしばしの眠りにつく。