これは昨日の様子。

 今年来たツバメは少し小柄だったので、ヒナの方が大きいくらいだ。巣からはみ出して、落ちそうになっている。

 それでも親からエサをもらっている。
 今朝の様子。

 巣から飛び出してみたものの、上手く飛べなくて障子の敷居にしがみついて、不安そうだ。

 土間に落ちたり、また敷居まで飛び上がったりして練習している。

 2,3羽飛び始めると、親はもうエサをくれないので、他のヒナも何とかしなければ飢え死にしてしまう。
 昨日くらいから家のまわりに、10羽ほどのツバメが集まり始めた。家に入り込んで巣のまわりを飛び回ったり、電線に集合してさえずったり。

 親戚(ご近所かも知れない)が集まって、「早く飛べ」「ガンバレ」と応援しているのだろう。

 おもしろいというか、心温まる習性だ。
 そして誰もいなくなった。

 ヒナが全部飛べるようになると、全員で家の上でグルグル輪を描いて飛び回る。軒を借りた礼をしているようだ。

 そのうちにどこかへ飛んでいって、もう帰ってこない。ちょっと淋しい。
 空を見上げていると、スズメが顔を出した。

 引き延ばしてみると、どうやらミツバチをくわえているようだ。

 スズメのヒナはかなり早くに孵ったはずだが、まだ飛ばないのだろうか。