足羽山頂にある福井市自然史博物館では「シーラカンスの謎に迫る」という特別展をやっていた。

 足羽山はどこも人がいっぱいだ。観光客というよりは、地元福井市の人の憩いの場所という感じだ。

 9時頃には山上の駐車場もまだ空いていたが、私たちはふもとに車を置いて、歩いて登る。
 足羽山も桜の名所で、この時期、山頂への道は一方通行になっていた。私たちが帰る頃にはかなりの渋滞模様。

 後ろの建物は福井市自然史博物館。
 自然史博物館の屋上からは福井市街が見渡せる。

 これから行こうと思っている足羽川の桜。
 土手の上はこういう具合。2kmほど続く桜のトンネルになっている。

 ちょっと盛りは過ぎている。と言っても、先週では早かっただろうし。桜はヒマ人でないと難しい。
 立派な木が多い。昨日今日できた並木ではない。
 河川敷に下りてみる。

 良く整備されていて歩きやすいし、ポカポカと天気はよいし、大正解。
 途中、和菓子屋へ寄って花見団子を買う。すすめられるままに、あれこれ甘いものを買ってしまった。

 さすがに全部食うと拙いので、お土産にする。
 親子連れや町内会らしい一団がバーベキューをしていたり、学生らしい若者が遊んでいたり、良い雰囲気だ。
 河川敷には屋台が並んでいたりして、かなりの賑わいだが十分広いので、ゴミゴミした感じではない。
 和菓子屋の奥さんが、足羽神社のしだれ桜が良いと言うので、もう一度足羽山に登り返す。

 ちょっとコースを変えて階段を登ってみた。百坂とか百段坂という。多分、足羽山から切り出した石を積んである。江戸時代からの階段だ。
 坂の途中にすごいものを見つけてしまった。

 分かりにくいが、3.5MHzフルサイズダブレット。ハシゴフィーダーで給電してある。

 どんな人がやっているのだろう。
 大正時代に立てられたという福井市水道記念館も風情があって良い。
 お目当ての足羽神社のしだれ桜。これもちょっと遅かったが、まずまず。

 ここもかなりの人出だ。
 足羽山の斜面にカタクリの群生があった。
 福井市内には路面電車が走っている。

 多くの町が自動車のじゃまになると言って、路面電車を無くしてしまった。

 鉄道はエネルギー効率の良さで、自動車の比ではない。鉄道を邪険にして、二酸化炭素削減もあったものではない。