シッポが短くて電線にとまっている3羽が今朝飛び立った子ツバメだろう。10羽ほどのお迎えが大騒ぎしながらまわりを飛び交っている。

 ツバメは2羽だけで子育てをするが、巣立ちから南への旅立ちまでは親戚一同で世話を焼くようだ。

 かなり社会性の強い鳥らしい。
 土間にも2,3羽入ってきて、人間がのぞいているのもお構いなしで、ピチピチ鳴きながら巣のまわりを飛び回っている。

 あと1羽残っているのを何とか飛び立たせようとしているらしい。
 いくら呼ばれても、巣に頭を突っ込んで、背中だけ見えている。結局、夕方になってもまだ飛び立っていなかった。

 いつもだと、他の雛が飛び立つと親がエサを運ばなくなるので、その日の内に残った雛も飛び立ってしまう。

 今回残った雛は余程成長が悪かったのかも知れない。やむを得ず、親はエサ運びを再開したようだ。