台地に上がってすぐの所にある「杉」。元々10戸ほどの小さな集落のようだ。

 以前来たときから比べても、どんどん自然に帰っている感じ。

 落石だらけの道を、ヒヤヒヤしながら保月から五僧へ抜けたのだが、そこからさらに三重へ抜ける道が通行止めになっていた。
 大君ヶ畑方面は崖崩れで通れない。最後の望み、権現谷を河内に向かう。もしこの道がふさがっていたら、雪隠詰めだ。

 落石をどけたりしながら、何とか河内に至る。そこから帰り道、こりもせず桃原へ登る。桃原はまだ2軒残っているそうだから、廃村と言っては叱られるが。

 大サービスで水谷を通って、中仙道鳥居本の宿に至る。秘境(失礼!)の旅終了。