1,2,3月の日記に戻る

 北陸自動車道の敦賀ジャンクションから舞鶴若狭自動車道 → 小浜インターへ。

 小浜からすぐに山の中に入り、旧名田庄村の谷底をくねくねと登って行く。

 広くて深い谷で、所々に結構大きな村が有る。
 峠を越えて京都に入る道は、要するに昔の「鯖街道」だ。茅葺きの里を少し越えたところに、目的地。

 数棟有る施設の建物はすべて手作り。今も建て増していた。

 雪の中を案内してもらって、寒かった。
 宿泊施設。個室もある。

 狩猟体験、ラフティングなどが出来る。個人経営なので、オーダーメイドのアウトドア体験も出来るようだ。
 レストランで使う野菜を、ハウスで育てている。

 雪でハウスがつぶれるので、冬は支柱を入れる。
 山の斜面に掘った、冷蔵庫代わりの「室(むろ)」。

 電気も節約のケチケチ生活。
 最近建て増したというコテージが二棟有った。

 薪ボイラーに薪ストーブ。薪は山から取ってくるので、燃料代はタダだ。
 ストーブはオリジナルで、鉄工所で作ってもらう。

 性能が良いので、余分に作って、外販もしているらしい。
 ボイラーは市販品のようだ。
 レストランの方にも同じ形のストーブの、大きいのが使われていた。
 ジビエランチ1600円也。

 鹿肉シチュー。鹿肉カバブ。水菜・壬生菜サラダ、鹿節ドレッシング。山羊ミルクのカッテージチーズ。鹿ハート&レバースモーク。黒粉パン・全粒パン・ライ麦酵母パン。
 茅葺きの里に寄って帰る。コマーシャルに出てくるポストの所。

 中国人の団体さんが来ていた。わざわざ日本に来て、どうしてこんな山の中へ。
 ところで、今日のバスの座席には灰皿が付いているし、テレビはブラウン管式だ。

 一体いつのバスか。

 朝が早かったので、寝ながら帰る。