「時をかける少女」の文庫本など
角川文庫

初版は1976年だが、この版の表紙が初版と同じものかはわからない。

 「悪夢の真相」と「果てしなき多元宇宙」を収録。

 映画では、芳山和子は高校生になっているが、原作では中学3年生、ケン・ソゴルは11歳だ。
角川文庫

原田知世版とのコラボ。

裏表紙の原田知世の写真がほしくて買った人も少なくないとか。

 ケン・ソゴルは11歳にして大学の薬学部の優等生だ。

 未来人は発育がよいので、見かけは中学3年生。
角川文庫

表紙写真は分かりにくいが、よく見ると内田有紀。

テレビドラマともメディアミックス(角川商法)していた。
1997年4月17日
ハルキ文庫

表紙写真は中本奈奈版の映画より

巻末に、大林宣彦による解説あり。

 代わりに、「悪夢の真相」と「果てしなき多元宇宙」は入っていない。
角川文庫

新装版と書いてある

アニメ版とのコラボ。

表紙の絵はアニメ版の主人公ではなく、魔女おばさんの高校時代。

 江藤茂博の解説あり。

 仲里依紗版の表紙は無いようだ。


文庫本以外の「時をかける少女」
角川つばさ文庫

 ついに時かけもライトノベルになってしまった。

 もっとも、かつての「ジュブナイル」と今時の「ライトノベル」は挿絵以外はほとんど同じコンセプトのように見える。

 「時の女神」「姉弟」「きつね」を収録。巻末に斉藤栄美の解説あり。
復刊ドットコム

 「時をかける少女」というよりは、「タイムトラベラー」の続刊と言った方が良い。

 時をかける少女をテレビドラマ化した「タイムトラベラー」とその続編「続・タイムトラベラー」の脚本を書いたのが石川透。

 続・タイムトラベラーのノベライズを石川透が自分で書いたもの。