金糞岳(かなくそだけ)
 標高1317mは滋賀県第2位。長浜市(旧東浅井郡浅井町)高山のキャンプ場から3つのコースのすべてが分かれているので、ここに車を置くと良い。

 普通は中津尾根コースを登るが、途中で2回鳥越林道(黄色)と交差する。鳥越林道はよく通行止めになっているが、通れたら途中まで車で登る人が多い。実は山頂直下まで車で行ける。

 白谷(深谷)コース、奥山コース(花房尾根コース)はやや難しい。下りに使わない方が良い。
 金糞岳と横山岳は湖北地方で一番早く雪が降り、最後まで残っている。

 白くなっている右側のピークが金糞岳、左が白倉岳。(長浜より撮す)
 途中の小朝の頭の小ピークから金糞を見る。ここまで来ればあと1時間弱。一旦100mほど下ってから登り返す。

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 山頂はちょっとした広場で、休日は結構混み合うこともある。
 花は多いが、種類はさほどではない。これはカタクリの花。ビッシリと言うほどではないが群生している。
 隣の白倉岳まで片道30分ほど。

 あまり急な道ではないし、上り下りの標高差も小さいので、金糞山頂に荷物を置いてピストンしても良い。
 白倉岳から金糞岳を見る。なだらかな尾根でつながっている。

 金糞から北(左手)に向かってほぼ水平な尾根が長く続いているのが見える。
 白倉岳の二等三角点。

 金糞には三角点はない。地図を見ると、山頂から300m程北に三角点があるが、道はない。
 長くほぼ水平な尾根がずーっと己高山までつながっているのが見える。結構な藪こぎだろうが、一度は行ってみたいコースだ。

 ここから己高山が見えるからには、向こうからもこちらが見えるはずだが、己高山頂は木が茂っているので落葉時でなければ見えない。
 金糞岳から白倉岳への尾根の鞍部に深谷コースに下りる分岐がある。

 見つけにくいし危険なので、下山には使わない方がよい。
 白倉岳から奥山コースを進むと途中に八草峠への分岐がある。金糞山頂から八草峠まで2時間弱で、道も分かりやすい。

 峠から先の下山の手配が出来ればこちらへ下山するのも面白い。

 逆に、八草峠から金糞へ登るのは登山口が見つけにくいので、地図が読めない場合はやめた方がよい。