七尾山(ななおやま)
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 7つの尾根があるので七尾。浅井断層によって尾根がすっぱり切り落とされて「三角末端面」という断層地形になっている。写真では鉄塔の向こう側の尾根の切り口がわかりやすい。
 登り口は見つけにくい。東浅井郡浅井町南池の村から墓のそばを通って、広域農道を横切ったところにあまり使われていない林道が有る。入り口は鎖で進入禁止になっていて、そこに浅井山の会が立てた案内図があるのでわかる。
 登山道全体に見晴らしはよくない。一部切り開いて植林してあるので、そこからは湖北の平野部や琵琶湖が望める。
 登山者は少ないようだ。登山路は倒木でふさがれていたりする。杉林も間伐や枝打ちがしていないので、地元の人もあまり山に入っていないのがわかる。
 山頂は小さな広場で、2等三角点がある。草や木が茂っていて見晴らしはよくない。松の木の間から伊吹山がすぐそばに見える。
 ふもとの広域農道は通行量が多いので、山頂でも車の音が聞こえてどうも雰囲気がよくない。