七々頭ヶ岳(ななずがたけ)
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 余呉町上丹生または菅並から登る。山頂には観音堂がある。山頂から少し下ったところに瑠璃池(水溜まり?)がある。この池の水で顔を洗うと美人になるという伝説がある。厳密に言うと、醜くなった美人が元に戻る、と言う伝説だが。
←写真は6月頃
 上丹生の集落から川の西側の道を少し北にすすむと行き止まりで広場になっているので、そこに車を置く。ガードレールの切れ目から川沿いに少しさかのぼると登り口が見える。
 標高693mだが登山口が既に標高200m程なので、ゆっくり登っても1時間半くらいで山頂に着く。歩行距離は1800mとの立て札がある。

 ↓ 春先には道ばたに花が多い。
 山頂には立派な観音堂と神様の社がある。木が茂っているので夏は見通しが悪い。落葉している季節なら木々のすき間から横山岳(私の後ろに薄く写っているが見えるかな)や余呉湖、琵琶湖などが見える。
 伝説の瑠璃池は山頂から50mほど下りたところにある。池と言うよりは、湧き水を少し溜めただけのものだ。あまり期待するとがっかりする。北斜面にあるので、3月の末に登ったときはまだ雪に埋もれていて、だれかが掘り返したようだった。