竹 生 島(ちくぶしま)

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 日本最大・最強のパワースポット。

 都久夫須磨神社と宝厳寺がある。もともとは神仏混淆で、弁財天が祭られていたのを、無理に分離したので、おかしな事になった。

 江島神社、厳島神社と並んで日本3大弁財天の一つ。

 因みに、天河大弁財天社、黄金山神社と合わせて5大弁天。
 長浜港と今津港から定期船が出ている。

 船から長浜城を振り返ったところ。
 竹生島の港。観光シーズンには人が多くて、パワースポットの神秘さに欠ける。

 島は無人島で、土産物屋の店員やお寺、神社の関係者は船で通ってくる。

 近年、妙齢の女性が島の中で何人か行方不明になったそうだ。琵琶湖底で、弁天様の巫女になっているという。
 竹生島は、琵琶湖の最深部からグイッと立ち上がった岩の塊だ。港からいきなり急な階段で、ハイヒールの女性がめげていた。

 どうしてこういう地形が出来たのか分からない。

 伝説では、伊吹山と金糞岳が高さ比べをして、負けた伊吹山が悔し紛れに金糞岳の首を切り落として、琵琶湖に投げ込んだのが竹生島だという。
 宝厳寺(ほうごんじ)本堂。神仏分離で、明治政府につぶされそうになったが、強烈に反発して生き延びた。

 本尊は弁財天。
 本堂の横には、新しそうな不動産が祭ってあった。竹生島流棒術発祥の地、と書いてある。

 比叡山の坊さんの修行の島でもあったから、僧兵が棒術の修行などもしたかも知れない。
 くっついているので分かりにくいが、中央が唐門、左が観音堂。

 唐門は、元は大阪城の堀の屋根付きの橋の一部だったのを、京都の豊国廟へ移し、さらに竹生島へ移した物らしい。国宝。
 観音堂は渡り廊下(船廊下)で都久夫須磨神社(つくぶすまじんじゃ)とつながっている。

 豊臣秀吉の船の部材を使って作ったので「船廊下」と言うらしい。

 観音堂と都久夫須磨神社が廊下でつながっていると言うことは、元々一体で不可分だと言うことだ。
 船の前方が見えないので、上陸時には島全体が見えない。

 島を離れるときにデッキに出ていると、全体像がよく分かる。

 寺や神社、売店などは島の一部に集まっている。