ゴマ選り器
・ガラクタ製作所にもどる
 唐箕(とうみ)。

 名前からして、唐から渡ってきた物か。

 機械的に風を送るので、箕よりずいぶん便利な物だ。

 穀物の選り分けに活躍した。我が家でも、私が子供のころは、これを使っていた。

 こいつを作る。
 

 マメや米でなく、ゴマを選るので、大きな唐箕は必要ない。12Vのファンで風を送る。LM317の可変電源で回転数をコントロールする。

 電源まで作るのは面倒なので、12VのACアダプタを使う。

     
 可変電圧電源の部分は、アルミのチャンネルを適当な長さに切って、全部作り付ける。

 LM317の放熱器も兼ねる。
 穴あけができたら、部品が少ないので、配線は極簡単だ。

 ACアダプタとファンをつないで、試してみる。スムーズに回転数が変わる。大成功。

 ファンの定格が12Vなので、LM317の電圧降下の分も入れれば、アダプタは15Vの方が良い。
 本体は段ボールで作る。ファンと電源を取り付けて、早速試運転。

 左側にゴミの混じったゴマを入れて、ファンを回すと、ゴミだけ飛んでいく・・・予定だったが。

 ファンのパワーが足りないっ!!
 えーい、こうなりゃ。

 二回りほど大きいファンに換装する。
 こんな感じ。パワーは十分なんだが。

 風が弱いと、ゴミが飛ばない。

 風を強くすると、ゴマまで飛んでしまう。

 ウ〜ン、構造に問題あり。やり直しだ。