1200MHz10エレ八木アンテナの改良

・ガラクタ製作所にもどる
 JAMSATの500円アンテナは再現性がよいので、測定器なしでも作れる。

 しかし、さすがに1200MHzでは微調整無しでは無理だ。

 しかし、微調整したあとで本固定すると、また狂ってしまう。
 そこで、再現性重視で、改良してみた。

 ガラエポ両面基板からスペーサーを切り出す。

 中心の位置がきっちり13mmになるように穴を開ける。

 ヤスリで銅箔を削る。裏も同じ。
 ほぼ13mm間隔に曲げたフォールデッドエレメント。

 スペーサーをゲージにして、きっちり13mmの間隔になるように修正する。
  スペーサー、エレメント、同軸ケーブルをハンダ付けして、変形しないように固定する。
 完璧なラジエターエレメントの出来上がり。

 これ以上きちんと作るのは難しいだろう。
 前に作った10エレの、ラジエターを取り替える。

 ついでに他のエレメントも、1〜2mm程削って、周波数を合わせておく。
 出来上がり。

 調整しなくても、1295MHzでSWRが1.1以下になっている。

 やはり、寸法をきちんと作れば、ちゃんと働くということだ。

 さっそく、近江八幡のレピーターにカーチャンクしてみると、感度もなかなかよろしい。