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基本的なヘンテナはこんな形をしている。 xはλ/10からλ/5くらいと書いてあることが多い。 しかし、実際やってみると、λ/6弱になることが分かる。 ここがポイントだ。 |
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xの値がλ/6弱だとすると、大きい方のループは1λ強ということになる。 通常、CQなどのループアンテナでは短縮率(!?)は1.03辺りで計算する。 つまり、ヘンテナというのは、1λループアンテナに、ハイインピーダンスのスタブがくっついたものだと考えて良い。 |
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1λループとすると、A点とB点は同電位(位相は逆)だから、左図のようにA点から給電しても問題ないはずだ。 私は試していないが、JH1FCZ大久保OMの「ヘンテナ」という冊子にも、それでうまく行ったと書いてある。 |
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上図のヘンテナを、背中合わせにくっつけると、右図のようになる。 幅が高さの6倍もある細長いアンテナだが、これで垂直偏波なので面白い。 ただし、これでは、ただ並列にしただけなので、インピーダンスが半分になる。 こんなものでSWRが下がるのだろうか。 |
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長さが1λ強の2mm銅棒を2本、幅λ/6で空中に固定して、中央から給電する。 1200MHzではこういう事が出来るから、アンテナの実験が面白い。 4本のショートバーを色々動かして、SWRの最低点を探す。 アンテナの下にぶら下がっているのは、この前作ったリターンロスブリッジ。 |
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調整終了。 SWRの極小値を探しているうちに、こんな事に。普通のヘンテナの逆やんか。変なヘンテナになってしまった。 SWRは1280〜1300MHzまで1.2、極小値は1.1だが。 直感的に、これは「吸い込みは良いが、飛ばないアンテナ」というヤツだな、多分。 |
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ヘンテナ作りのバイブル。FCZ研究所の冊子「ヘンテナ」。 | |
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