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(A)のようなJ型に曲げた導線の、下から数分の1λくらいのところに給電しただけのものだ。 145MHzだと、ちょうど1mと50cm。給電点は下から7cmくらいになる。 (B)のように給電線を下に降ろす記事が多いが、好ましくない。 このアンテナでは、そんなに神経質にならなくても良いが、一般に、給電線はスタブやエレメントに近づけない方が良い。 |
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一番下はインピーダンスが低いに決まっているので、(B)のように真っ直ぐ下に降ろしても、そんなに問題は無い。 私は少しこだわりがあるので、給電線を一旦真横に出してから、下に引っ張る。 バランも必要ないが、144MHzのシュペルトップを造り付けにした同軸があったので、それを使った。 |
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1:1バランより、4:1くらいのバランなら良いかも知れない。 アンテナの上部はエレメントで、λ/2の端から給電しているから、電圧給電だ。 アンテナの下の部分はλ/4のショートスタブだ。一番底が0Ω、エレメントとの接続点は(何Ωか知らないが)高インピーダンスになっている。 50Ωの同軸をつなぐと、かなり下の方(下から7cmくらい)でマッチングする。ショートされてエネルギーが無駄になっているのではないかと気になる。 4倍の200Ωで給電すれば、もうちょっと上の方になって、精神衛生上良いのではないかと思う。 430MHzだと、下から2cmくらいだから、ほとんどショートしているように見えるので、なおさらだ。 |
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スタブの、下部はかまわないが、上部の幅が変化すると、インピーダンスがふらつくので、ハシゴ状に固定する。 水道管に穴を開けて、適当なプラスチックの棒を差し込んで、接着してハシゴにした。 位置を考えずに固定してしまったので、給電点に近くなってしまったのは失敗。 半田付けの熱で、固定部分が溶けてしまった。 |
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J型アンテナの調整点は2カ所ある。 アンテナの長さLを変化させると、共振周波数が変わる。つまりSWRの最低周波数が変わる。 給電線の接続点の位置Xを変化させると、インピーダンスの比率が変わる。つまりSWRの最低値が変わる。 |
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Lを変えると、こうなる。 まずは、Lを長めに作っておいて、少しずつ切り詰めて、SWRの最低点を目的周波数になるようにする。 |
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Xを変えるとこうなる。 給電点を上下に動かして、SWRが1.0に近づくようにする。 給電点を動かすと、周波数も少し動くので、気になるほどずれたら、Lを微調整する。 交互に調整して追い込むと良いのかも知れない。 |
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Lを変えるには、A点を切ったりつないだりするのだが、B点をいじっても、同じようなことになる。 高いところに手が届かないので、B点で調整してみた。 曲がっているのは、そうすると、たまたま周波数もインピーダンスも上手く合ったから。 いつもこれで上手くいくとは限らない。 |
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車庫の屋根の上に、7MHzのダブレットと並べてあげてみた。 京都あたりの局が聞こえてくる。 デタラメにアンテナを上げるので、車庫の屋根が手狭になってきた。 |
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