同軸式 1200MHz コリニアアレイアンテナ

・ガラクタ製作所にもどる
 1995年発行、CQ出版の「作るUHFアンテナ」の記事の通りに、出来るだけ正確(誤差1mm以下)に再現するつもりだ。

 同軸ケーブルを寸法通りに切る。切り方まで、本の通りにして、誤差を小さくする。
 芯線と網線を交互にハンダ付けする。

 間隔が1mmもないので、網線同士が接触しそうになって、難しい。
 出来上がり。波長が短いので、12段でも全長80cmほどだ。上に置いてあるのが、件の本。

 小さいので、机上で作業できて都合がよい。あとは、先端エレメントと、フィーダーをハンダ付けして、ブチレンゴムで防水するだけだ。
  
 確かに、簡単にできるのだが、上手くいかない。

 現在設置している市販の2段グランドプレーンと切り替えて、テストしてみた。

 長浜のレピーターにアクセスして、返事の信号強度を測ると、Sが1〜2低い。他のレピーターに至っては、アクセスすら出来ない。完敗だ。

 構造が単純なだけに、上手くいかなかった場合に、調整する場所がない。

 しかも、動作原理が分からないので、自分で工夫するにも、手の施しようがない。

 お手上げだ。