サトー電気の鼓10sボビン、小-大。 5個の部品でセットになっている。右側は0.19mmのウレタン線。 小さいコアに直にコイルを巻いて、大きい方のコアをかぶせる。 |
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まず、土台に小さいコア(鼓型コア)を接着する。 接着は何がよいか分からないが、いわゆる「速乾」で固定してみた。それで特に問題は無いようだ。 |
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どのくらいになるか想像もつかないので、とりあえず30回巻いてみる事にした。 0.19mmのウレタン線では30回も巻けそうもないので、0.09mmの線を巻く。 結果、この状態で13.9μHになった。 |
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ポットコアをかぶせると、16.3~29.6μHまで可変出来る。 その上にケースをかぶせてもあまり変わらない。 7MHzで使うには少しインダクタンスが大きすぎるので、巻き数を減らしてみた。 17回で5.6~8.9μH、15回で4.3~7.0μHになった。 15回に100pFくらいのコンデンサを抱かせると、ちょうど7MHzくらいになる。 |
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インダクタンスは巻き数の2乗に比例するので、横軸に巻き数の2乗、縦軸にインダクタンスを取ると、こんなグラフになる。 上がポットコアを最大に入れた値、下が一番抜いた時だ。縦軸の目盛りはμH。 原点から少しはずれるが、大体直線になる。 |
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グラフを見ると、可変範囲から考えて、このコアで作れるコイルは3~10MHzあたりがちょうど良さそうだ。 その上下の周波数では違うコアを使った方が良い。 それじゃあ、7MHzのダイレクトコンバージョン受信機でも作ってみようかな。 |
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